ニホントカゲの飼い方

今度こそトカゲ!!

キュー太郎が死んでしまっておよそ1ヵ月。子供たちが公園の砂場でトカゲを捕獲。

ツヤツヤしているから今度こそニホントカゲ。体調10センチ程度で尻尾が青くて綺麗。尻尾が青いのは幼体であり成体になると茶色くなるようだ。

子供たちが早くも名前をつけた。その名もカゲ。トカゲだからカゲ。少々乱暴な名付けだがまあいいか。当然こどもたちは飼うつもりでいる。キュー太郎の事を考えるとあまり気が進まないが、子供たちの押しに負け、ニホントカゲの飼育について調べて準備をすすめることに。

tsubuyakimks.hatenablog.com

ニホントカゲの飼育環境

動き回れるように50~60センチ程度の幅と通気性があり適当な高さのあるゲージを用意。ヤモリとは逆で、高さより幅が大事。

ニホントカゲは基本土に潜って過ごすため床材は必須。園芸用の土が余っていたためこれを利用。土は3~5センチ位になるようにたっぷりと敷く。

水飲み場兼隠れ家としてキュー太郎の時に購入したウエットシェルターを設置。更に、ヤモリと違い昼行性で、日光浴をして身体を温めることが必須なので日光浴用に大きめの石を2つと太めの木の枝を拾ってきて設置。

この辺りまでは屋内飼育も屋外飼育も準備は同じ。屋内飼育の場合は体を温めるための太陽の光とくる病にならないための紫外線の役割を果たす2種類のランプ(バスキングライトと紫外線ライト)が必要となるが、今回は日光の当たるベランダで屋外飼育をするつもりなので準備せず(幼体はできるだけ自然に近い環境で飼育するほうがうまくいくとの情報もあったため)。


ニホントカゲの餌

餌は活餌(クモ、ハエ、バッタ、コオロギ、ミミズ、ワラジムシなど)。生きた物以外は食べないと考えた方がよさそう。

カルシウム不足によるくる病防止のため活餌にカルシウムパウダーをふりかけてから与えるダスティングが必要。

幼体は毎日、成体は2~3日に1度食べきれる分だけ与える。餌の大きさにも注意が必要で、大きすぎるとくわえることができないためトカゲの頭の大きさ以下の物を与えた方がいい。

たとえ活餌でも全く餌を受け付けない個体も存在するらしく、その時は捕獲した場所に帰してあげる。

お手入れ

糞をしたら周囲の土と一緒に取り除く。水はできれば毎日交換し、床材が乾いてきたら霧吹きをする。

まとめ

以上、現在進行形で実践しているニホントカゲの飼い方をまとめてみました。興味がある方は参考にしてみてください。

飼い易いとか、初心者でも簡単とか聞いたりしますが生き物を飼う事に簡単という言葉は当てはまらない気がします。幸い我が家のカゲは、与えた餌を食べてくれているのでこのまま試行錯誤しながら飼育を続けたいと思います。

今のところ順調に飼育できているので気づいたことがあればまた追加していきます。

ニホンヤモリ?ハウスゲッコー?

3月上旬からの休校で一足早く始まった春休み。虫採りの最中、子供たちが見つけてきた季節外れの生物とは。。。

トカゲ‥‥いや明らかにヤモリでは

2,3日暖かい日が続いた3月の中旬。仕事中に子供たちがトカゲを捕まえたという知らせ。冬眠から目覚めたばかりかななどと、幼少期にトカゲを捕まえた経験を思い出しながら少しワクワクしながら帰宅。
捕獲の経緯などを子供たちから聞きながら早速トカゲと対面。
……う〜ん、トカゲか?これ。
想像していたのはこんな感じの爬虫類さんたち。
f:id:tsubuyakimks:20200507203121p:plainf:id:tsubuyakimks:20200507203309p:plain
ツヤっとした感じの方がトカゲ、ザラッとした感じの方がカナヘビ
手足のカワイイ感じとか特徴的な壁に張り付いた時のフォルム、そう、目の前の虫かごの中にいるのは明らかにヤモリ。ちなみにヤモリもトカゲの仲間ではある。
第1発見者の娘がヤモリの瞳に一目惚れしてしまったらしく、飼育することを主張。ヤモリって飼えるのかな。。。もともと生き物の飼育は嫌いではないので段々と興味がわいてくる。娘のお願いにも弱いので飼育を決意。
とりあえず少し調べてみたところ、ヤモリの飼育情報があらゆるサイトに。こんなにもヤモリ好きが存在し心強い。検索すればするほど情報が出てくるので自分なりに整理してみる。

ヤモリの特徴

ヤモリといっても色々な種類が存在する。ペットショップなどで販売されているようなお洒落なヤモリから野良ヤモリまで。
当然野良ヤモリなので、ニホンヤモリ、ヒラオヤモリ(ハウスゲッコー)のどちらかでは無いか。
高湿度で暖かいところを好み、寒さは苦手。平均して10㎝程度の体長。平均寿命は10年程度。夜行性であり臆病。餌は基本活餌。カルシウム不足でクル病になるetc。。。くる病って。。。丈夫で飼いやすいというのが共通認識らしいが十分に面倒くさい。

飼育環境

高さがあれば広さはそれ程必要ないとのこと。爬虫類専用のカッコいいガラス製のゲージに惹かれるが、とりあえず 高さ30cm、幅20cm程度の乾燥しずらいプラスチック製ケースと、ヤモリの隠れる場所としてウエットシェルターなるものも購入。床材はメンテナンスのことを考えキッチンペーパーを採用。一応これで飼育環境は整う。生育適温は18~26℃辺りらしいが3月上旬、しかも室内であることを考慮すると極端に冷え込むこともないのでとりあえずヒーターは用意しなくてもよさそう。これで一応の飼育環境は整う。このままではどうも盛り上がりにかけるので将来的には床材にヤシガラなどを使いもう少しレイアウトにもこだわりたい。


ヤモリの餌

活きた餌。多くの爬虫類に当てはまることだがここが一番の飼育のネックになると考えられる。
・コオロギ
ミールワーム
・デュピア
・レッドローチ
この辺りがメジャー所として挙がるが、すぐに準備するのも難しいのでワラジムシで様子を見ることに。

ヤモリの名前とブログの由来

捕獲したその日から子供たちがヤモリに名前をつけていた。その名もキュー。捕獲の際、割りばしでツンツンしたらキューと鳴いたそうだ。そう、ヤモリはストレスを感じると鳴くのだ。子供たちはキューと呼ぶが、筆者は勝手にキュー太郎と呼んでいた。せっかくヤモリを買うのだから記録に残そうと思い、キュー太郎日記としてブログを始めることに。

そして

昼間はほとんど姿を見せず、子供たちも気にかけて、ワラジムシ、小さ目の幼虫、蜘蛛などを捕獲してきて与えてみたがほとんど食べていない様子。夜行性だけあって暗くなるとシェルターから出てきて朝になるとシェルターにもぐってを繰り返す日々。何か食べてくれと思いながら特別痩せてきてる様子もなさそうだったので気温がもう少し上がって環境に慣れてくればもう少し活発になり虫も食べるだろうと考えていた。実際気温が低いとヤモリは活動が鈍るようだ。壁についた水滴などで水分を摂取するようなので、ゲージの壁への霧吹きは欠かさないようにしていた。キューを飼い始めて3週間程経ったある日、2日くらい姿を見ていなかったので気になりシェルターの中を覗いてみるとひっくりかえってるキューが見えた。。。キューは死んでしまったのだ。

最後に

悲しむ子供たちと一緒にキューを見つけた場所に埋めてお墓を作った。初めから飼わずにここに帰してあげればよかったのかもしれない。帰したからといって生き延びられたかもわからない。動きが鈍く、大して逃げもせず子供たちに簡単に捕まってしまう程だ。色々考えながら、家族全員で悲しんだ。3週間程度だったがキューは既に家族の一員だったのだ。キューのことを忘れないためにもこのままの名前でブログを続けることにした。

自粛の中での子供の遊ばせ方

世の中コロナウイルスで大変です。非常事態宣言も出され感染の拡大を抑えるために個々の自粛に対する意識が非常に重要になってます。
そんな中、小さなお子さんを家に閉じ込め続けておくわけにもいかず、外での遊ばせ方
に頭を悩ませる日々を送る親御さんも少なくはないのでしょうか。


f:id:tsubuyakimks:20200426091654j:plain

非3密

とにかく3密を避けること。
1密、2密ならいいかと言えばそれも違うよう。1密,2密,3密の順でリスクが高くなっていく。
できるだけ密を作らないように施行錯誤の毎日です。
この自粛が続く中、我が家で定番となりつつある外での遊ばせ方を紹介していきます。

1. 朝活

早起きをしてきっちりと朝食をとる。(ここをおろそかにすると後でグダグダに。。。)
仕度をしていつも行く公園や広場に出発!!目標は8時半くらいの出発。
9時には目的地に到着。
まあほぼ遊んでる子はいません。とても空いてます。ほぼ貸し切り状態。時々犬の散歩やジョギング中の人が通り過ぎるくらい。沢山のお友達に会うこともなく、親同士のおしゃべりを気にすることなくノンストレスで遊ばせらる。
中には7時から公園で遊ばせるという強者もいますが、いずれにしても密は避けられるはず。
体感的に11時近辺から公園は賑わいのピークを迎える。当然お友達、知人との遭遇率も高くなり、通常なら大歓迎で、子供同士で遊ばせられる。ただし今は状況が違いますので、ピーク時にはそろそろ切り上げたいところ。9時くらいから遊んでいると、11時過ぎには子供は徐々に疲れてくる。お腹も空いてくるので、例え帰るタイミングでお友達が来てもそれ程粘りません。まだ少し遊びたそうにはしますが今はとにかく我慢。このリズで生活すると、当然昼食、夕食も早めになるので、早寝にもつながりいいことずくめです。

2.遠征

遠征といっても大袈裟なことをするわけではありません。いつもよりちょっとだけ遠い公園まで足を伸ばしてみる。普段なら10分以内で行けるところを15~20分の範囲まで足を伸ばす。知人と会う確率がぐっと減り、それなりに人が居たとしてもお友達と遭遇することも少ないので子供たちが密集することに神経を尖らせることもない。(子供なので知らない子ともすぐに仲良しになってしまうこともありますが)
親同士の付き合いも気にせず子供との時間をしっかりとれます。たまにはいいのですが、公園とかでの親同士のおしゃべり、正直面倒なんですよね。気も使うし。

3.虫採り!

3つ目に関しては、虫NGの親子には厳しくなってしまいますがこれも非常にオススメ。ただひたすら虫採り。採らずに探すだけでもOK。夢中になり始めると周りはほとんど気にならなくなり、時間もあっという間に過ぎます。密になることはほぼありません。簡単に飼えそうな虫を捕まえられたらその後のお世話時間までオプションでついてくる。どちらかというと男の子向け。

まとめ

いかがだったでしょうか?まだまだ探せば色々な工夫ができるかと思います。朝活と遠征を組み合わせたり、遠征と虫採りを組み合わせたりするのもおすすめです。子供たちが家にいる時間が長くなり親も大変な期間が続いています。ただしこの状況に不満ばかり言っていても何もよくなりません。我が家では、子供たちと向き合えるいい時間と割り切って、日々試行錯誤しながら終息することを願っています。ご参考になればお試しいただければと思います。